勝手に、とも言ってられないかな。

東京オリンピックパラリンピックの大会組織委員会が、
(A) 標準時を早めるサマータイムを導入するよう、政府に求めた。
組織委は、
(B)低炭素社会づくりに向けた五輪のレガシー(遺産)にするという。

(A)がどうして(B)に結びつくのかこの文章では不明だ。

サマータイムという話が出てきたのは、
「たとえばマラソンの開始時間が午前7時である。サマータイム導入で実質午前5時になって涼しいうちに競技を終える」
というのがもともとの案らしい。
これでも、低炭素社会云々はあまり関係ないと思われる。

最初の文章を最後まで読むと、
「日本で約10年前に導入が検討された時は、家庭用の照明需要などが減るとの試算もあった」
とある。

ああ、嘆かわしい話だ。
しかしもっとも大きな障壁は、放送時間が変わる米国テレビ業界の説得だ。