2019-04-17 経済政策 このひとは弁解がましいことを言っているがまず最初に、タイミングを考えない経済政策なんてありえない。つまり政策は正しいが、タイミングを間違った、ということは政策は「失敗」だった、と同義だということ、なんじゃない。 * 「大胆な金融緩和をもっと早くやっていれば、そんなことにならなかった。 デフレ危機が深くなってから始めたので、コストの大きな政策をやらざるをえなくなったのです。 平成の経済政策運営で、一番罪深いのは日銀です。小泉政権のとき、金融緩和を積極的にやってもらうため、 私はインフレ目標の導入を求めたが、拒まれました。(市場に大量の資金を供給する)量的緩和を06年に解除したのも誤り。 金融政策のタイミングを間違えていました」ー元金融相竹中平蔵氏