2021年から新しい大学入試での英語民間試験の導入が決定した。
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一昨年、大阪大学と京都大学の入試で相次いで出題ミスがあった。
両大学はミスを認め、追加の合格者を出すこととなった。
これは阪大と京大が実際に出題した入試問題を
すぐに公開していたからこそできた。
公開後すぐに高校や予備校の先生たちが問題を検証することができ、ミスを見つけ、
大学側に指摘した。
このように肝要なのは試験問題の公開性だ。
出題内容は適切だったか、ミスはなかったか。
答えのない問題や正解が複数あるような問題はなかったか。
問題そのものが日本の高校生が受験するのにふさわしい内容やレベルだったか。
終わったあとに高校の先生や予備校の先生たちが検証して判断するためには、
実際に出された試験問題が公開されることが必須だ。
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https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019092200001.html?page=1