官僚の矜持

アメリカ下院の公聴会

トランプを始めとする閣僚たちに不利な事実を毅然と証言した証人がいた。

アレキサンダー・ビンドマン国家安全保障会議NSCウクライナ担当(陸軍中佐)

ユダヤ系ロシア人だった彼は、3歳の時に兄弟とともに父親に連れられてソ連からアメリカにわたった。

このとき父親の所持金は700ドルだった。

後に兄弟3人共軍人となっている。

ビンドマンはウクライナ語とロシア語を操り、またキエフとモスクワの大使館に勤務し、軍内部でも重要な人物として高い評価を受けている。

また、彼は戦争で死傷した軍人に与えられるパープルハート章も受けている。

ビンドマンはトランプの電話発言を聞いて、直ちにホワイトハウス内の法律顧問に政敵を外国政府に調査させることは、不適切であると報告している。

発言の中で、彼は父親にこう呼びかけた。

ロシアでは死を覚悟しなければ大統領に反する発言をすることはできません。
お父さん、今日、私が連邦議会で証言をすることが、あなたが40年前にソ連を離れてアメリカに来たことが間違っていないことを証明しています。
私は、大統領の意に反するような発言もできます。なぜなら、ここはアメリカですから

https://twitter.com/SamejimaH/status/1199840366515482624 と 「論座」より