踊る無思想なりゆき派

(帝大騒動は)第1次近衛文麿内閣で、
途中から文部大臣になった陸軍大将の荒木貞夫)が、
帝国大学の総長や教授の人事に介入した事件です。
大日本帝国憲法には、天皇の権限として文武官を任免することが規定されています。 
荒木は、『教授は官吏たることを自覚せよ』と主張し、
天皇大権を持ち出して政府による人事介入を正当化しました」

古川隆久 日本大学教授


 1933年10月には外国人記者団との記者会見において、「竹槍三百万本あれば列強恐るるに足らず」と口にして座を呆然とさせた。

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「学術会議は自主的に会員を選び、
首相が形式的に任命してきました。
ところが菅首相は、任命権を振りかざして介入してきた。
学術会議の会員を選ぶ基準は、優れた研究と業績です。
首相が任命を拒否したということは、
これ(優れた研究と業績)を否定したということになります。

古川隆久 日本大学教授

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政府新型コロナウイルス分科会の尾身茂会長
「PCR検査の陽性率が少しずつ増加したりしている。
国民の努力だけではコントロールするのが難しい。
もう一度、ふんどしを締め直す時期だ」