権力の判断が「社会通念」だ

破局的噴火のリスクはその発生可能性の立証がない限り現在の社会通念上容認すべきものである」広島高裁取消決定


判決や決定で「社会通念」を判断の基準として用いるのは、
わいせつ(判断)の ように、「普通の人の意識」を問題にする必然性のある特殊な場合に限るべきだ。
今回の争点は巨大噴火が原発に及ぼす危険性である。
時代や社会が変われば人の意識は変わるが、
破局的噴火のリスクは時代や社会が変わって増減するものではない。)

原発は危険性の有無という客観的な事柄が問題なのであり、
社会通念を判断基準にするのはきわめて不適切である。
権力を公正にチェックすべき裁判所が、
こんなあいまいな概念を持ち出したら、
権力側の考え方を「社会通念」と形容して、難しい判断から逃げることになりかねない。

瀬木比呂志 明治大法科大学院教授:著書に『絶望の裁判所』

J・D・サリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

J・D・サリンジャーは一九一九年、マンハッタン生まれ。

父は裕福なユダヤ人だった。一九四二年、第二次世界大戦に従軍し、ノルマンディー上陸作戦などを経験。捕虜になったゲシュタポの尋問を請け負うなど、ホロコーストを目の当たりにする。

ドイツ降伏後、PTSDの治療を受けた。

 主人公ホールデンが、ライ麦畑に何千人も子供がいて、ときどき崖から落ちそうになってる。僕はその子供をキャッチする人になりたいだけだ。

心ここにあらずの饒舌(じょうぜつ)さで語り続けるのは、「危険だからここにはいられない」という、著者が戦場で被ったトラウマと、

「死んでいった人を助けたい」という、胸が張り裂けるような思いだ。

 ライ麦畑とは、戦場、子供とは、兵士のことだったのだ。

 本書は、本来語り得ぬはずの戦争体験を、青春小説に擬態して語った、一人の元兵士の渾身(こんしん)の咆哮(ほうこう)なのだ。

桜庭一樹 古典百名山:46

辺野古埋め立てを許すな

ささやかなお手伝い。

 

思考の及ぶところ

「虚しい・・・」と言いながら、現状を追認し、長いものに巻かれ、大樹の陰に寄る。
これがクールでスマートな生き方だということを言い出す若者たちがわらわらと出て来た。
社会のシステムは劣化し続けているが、このシステムの中以外に生きる場がない以上、その「劣化したシステムに最適化してみせる」他にどうしようがあるというのだ。
そう暗い眼をして嘯く虚無的な青年は、上にへらへらもみ手するイエスマンよりだいぶ見栄えがいい。

「こんな糞みたいなシステムの中で出世することなんか、赤子の手をひねるように簡単だぜ」という虚無的に笑ってみせると、
額に汗し、口角泡を飛ばしてシステムに正面から抗っている愚直な「左翼」とか「リベラル」とか「人権派」より数段賢そうに見える。
出世や金儲けはともかく、「スマートに見えるかどうか」ということはいつの時代でも若者たちにとって死活的な問題である。
というわけで、「ただのイエスマン」ではなく「身体の真ん中に空洞が空いたようなうつろな顔をしているイエスマン」が輩出することになった。

「空虚を抱えたイエスマン」より

刹那・永遠・無限

41年前、
1977年に打ち上げられたボイジャー2号は現在、太陽系の端にある、
無数の小さな天体が集まる「オールトの雲」をめざして、地球から約180億キロ先のかなたを飛行している。
オールトの雲の内側に到達するには300年、
太陽系の外に出るには3万年かかるとされる。
地球にデータを送信している原子力電池は、
2025~30年ごろに尽きると予想されている。


digital.asahi.com

最高学歴の品性

恒例、今週の片山大臣の違反をお知らせします。

https://twitter.com/levinassien/status/1072014725766991873

はっはっは
笑うしかないわなあ

変遷の履歴

2005年9月、第44回衆議院議員総選挙静岡7区から自由民主党公認で出馬。郵政民営化法案に反対したため自民党の公認が得られなかった無所属の城内実を748票の僅差で破り、初当選。

2009年の第45回衆議院議員総選挙では自民党公認静岡7区から出馬し、講演会などで土下座する行脚を続けたものの、前回破った保守系無所属城内実に倍以上の差をつけられ惨敗

2010年7月、第22回参議院議員通常選挙自民党公認比例区から出馬し、天台宗の支援も受け党内トップで当選

移民

言葉の定義にとらわれてはいけない。
どのような形であれ、
外国から人が働きに来る。
そして5年間、もしくは10年間という長期間、家族そろって、人間らしい働き方ができるか、という問題。
その解決策はいまの外国人技能実習制度の延長上には見いだせない。

アウトローの極意

この国は、何を守りたいのか。
単一民族国家」を守りたがっているとは思えない。
なぜなら「日本人」の記者や生活困窮者も、「自己責任」と切り捨てられているからだ。
 むしろ守りたがっているのは、
「ずさん」で「不透明」な状態(システム)そのものかもしれない。
密室で(認否を)決定でき、不服申し立てを許さず、責任が問われない。
この状態は、上に立つ者にとっては、面倒が少ないだろう。

本日の(論壇時評)より

「感情を持たない」ことを信条とする職業

官僚が職業柄求められる性格は「鉄面皮」
また官僚が一番敏感に感じる批判は、「鉄面皮」
その矛盾の中に彼らは息をしているのだ。

法に基づくかれらも、アウトローといわれる職業に似ているんだ。