ずばり言おう

知能が低いとか単に漢字を知らないのではなく、
文字を通した認識が不得手。抽象的概念が形成されない。
結果的に、ショッピング程度のコミュニケーションはできても、
国際政治を含めて高度な議論ができない、
三文小説や週刊誌以上の文献は日本語でも読めない。
だから役人の書いた式辞を読み間違える、
二箇所も読み飛ばし。これはうっかりではない。
また、意味を考えて読んでないとの批判ばかりだが、それも違う。
意味を理解していない原因は視覚認知力にあって、
それを放置した長い間に言語的認識力が育たなかった。
識字障害です。

yasushi-nozaki from twitter

「Some may have concerns about Fukushima. Let me assure you, the situation is under control.」

安倍が五輪開会式にでないって!
2020東京五輪のマリオ招致演説はなにだったのか
《フクシマはアンダーコントロールです》
から、
《7月中頃から体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました》
フクシマはコントロールできても、自身の頭と身体をコントロール出来なかったね。
その後《オリンピックに反対する人は反日です》発言
結局これですっかり自身が反日になっちゃいましたね。

にじみ出る危機感からの「拝察」

そしてそもそも、天皇東京五輪に対して局外者ではない。
天皇東京五輪の名誉総裁であり、
慣例に従えば、開会式で開会を宣言する立場にある。
つまり、このまま何の意思表示もしなければ、
天皇はこの呪われた大会の加担者に自動的になってしまう。
そして、言うまでもなく、五輪は政治的なイベントだ。
とりわけこの東京五輪は、安倍・菅政権による国威発揚
権力維持の目論見に利用され、政治的に私物化されてきた。
そんな行事に加担することと、感染拡大への懸念を表明することと、
どちらが「政治的」なのか。

憲法違反」との指摘がクリシェ(常套句)でしかないことへの無自覚は、
2016年の「おことば」の意味するところを読み取ろうとする際の
思考の怠惰がいまも引き続いていることから生じたものだ。
先の天皇にせよ、今上天皇にせよ、
自らの言動が「憲法違反」の批判を招きかねないことなど、百も承知しているであろう。
そして、このお二人は、折に触れて戦後憲法への心からのコミットメントを表明してきたのであり、
その点で、安倍に代表される自称保守派と対極にある。
あえて「憲法違反」と批判されるリスクを冒して発言したのである。
その意味は、いままでほとんど論じられてさえいない。

政治学者・白井聡週刊朝日

U先生の言葉

「投票しても何も変わらない」
とシニカルに口を歪めることが「リアリスティック」だ
と思っているんでしょうけれど、
それは「リアル」の解釈が間違っていますよ。
それはリアリズムじゃなくて「事大主義」というんです。
「長いものに巻かれる」という手垢のついた処世術に過ぎません。
ほんとうのリアリズムは「未来を変えること」をめざします。
現実を変えようとする構えのことを
「リアリズム」と呼ぶのです。
現実を変えようとしないのはただの無為です。

twitter 内田 樹

久し振りに縦書きを使いたくなった。

今月号の文藝春秋によると、
国民民主党が総選挙後に
自民党と合流あるいは連立する「密約」が
結ばれようとしているとのこと。
「密約」なのにバラされてんのが間抜けすぎますが、
自民党に合流しても二軍扱いでボロボロにされるのは、
あの人やあの人みりゃわかるのにね。

ツイッターより

 

私の推理では、あの人(細野豪志)やあの人(長島昭久)です。

ドイツ人がオリンピックを懐疑的な目で見る理由

ベルリンオリンピック中止を防ぐために
ヒトラーは表向きには条件を呑み、
全ての宗教と人種を平等にオリンピックに参加させると約束しました。
しかし、その約束は破られます。
ユダヤ人を平等に扱っている」
ユダヤ人もオリンピックに参加できる」と示そうとナチス政権は、
ユダヤ人差別から逃れるため既にイギリスに渡っていた
ドイツ系ユダヤ人の走り高跳び選手
マーガレット・ランバート(1914年~2017年)をドイツに呼び戻します。

彼女は走り高跳びドイツ記録の保持者で、
メダル獲得も夢ではない実力者でした。
 なお彼女が戻った表向きの理由は「オリンピックに出場するため」
というものでしたが、後に「ドイツに戻らない場合、
ドイツに残っている家族に危害が及ぶとナチス政権に脅された」
と告白しています。
ユダヤ人の運動場使用が禁止されるなどの逆境下、
彼女は出場に向けてトレーニングを重ねました。

しかし、その努力が実ることはありませんでした。
ユダヤ人の出場をどうしても阻止したかったナチス
「あなたの走り高跳びの成績はオリンピックに出場するには十分ではない」
という手紙を送り、
世間に対しては「彼女は怪我をしたため、不出場となった」
と偽情報を発表したからです。
結局、ベルリンオリンピックナチスプロパガンダに利用されたわけです。

ナチスにはスローガン
「Olympia ? eine nationale Aufgabe
(オリンピックは我が国民の使命)」
のもとドイツ国民の結束を深め、
ゆくゆくはその結束を戦争に利用しようという目論見がありました。
 現在もドイツには
「純粋にスポーツが好きだからオリンピックを楽しみにしている」という人はもちろんいます。
しかしオリンピックが
「無邪気に喜べるイベントではなかった時代」があった
という歴史を多くのドイツ人は忘れていません。
サンドラ・ヘフェリン