佐川君に捧ぐ

Turn 

To everything, turn, turn, turn.
なんでも変わるんだよ(ターン、ターン、ターン)
There is a season, turn, turn, turn.
季節があり(ターン、ターン、ターン)
And a time to every purpose under heaven.
お天道様の下、全ての決意にふさわしい時があるんだ
A time to be born, a time to die.
生まれる時があれば、あなたも死ぬ時がくる
A time to plant, a time to reap.
学ぶ時もあれば、それを活かす時もくる
A time to kill, a time to heal.
殺す時があれば、癒される時がある
A time to laugh, a time to weep.
笑う時だけじゃなく、泣いて悲しむ時もあるのだ
To everything, turn, turn, turn.
あなたのこころも変わる、思ってるほど変わらない者なんてない

そうであれば未来よりも忖度を慮ることになる

どの段階なのかは明確ではないが、少なくとも佐川理財局長以上の段階の判断で、答弁書自体が理財局の担当者が オリジナルに作成したものと異なったものに変更されていたということになる (以上は、理財局長答弁をもとに担当者が書き換えたという財務省の説明をもとにしたものであり、 最初から理財局長以上の判断で答弁書が作られた可能性がある。しかし、答弁書が官邸の
了解のもとに作られたという結論は変わらない)

これで困ったのは、理財局の担当者である。理財局の担当者は、自分が行ったことでもないのに、局長の答弁が事実と異なることへの調整を迫られた。
局長が虚偽の答弁をしたことが明白になると、理財局、ひいては財務省の組織維持が困難になるからである。
答弁に事実(文書)を合わせようとしたのである。

政権幹部どころか佐川局長や財務省幹部に命じられなくても、担当者としては自分だけの判断で文書の書き換えくらいはやる。 今回公文書の偽造とか改ざんとか非難されているが、もとの文書自体彼ら自身が作成したものであり、 その文書を自ら修正した(一部の政治的な部分を削除)という程度の認識しかなかったと思われる。
(山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)
そうであれば未来よりも忖度を慮ったことになる。

森友問題の真の争点は何か - 山下一仁|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

窮余

彼の誤解は自身が、財務大臣の指示通りに最終責任者になるという自覚があるならば、
「刑事訴追される恐れがある」という言葉は禁句だということを知恵として知らないこと。
その言葉を多用し逃げるほど、主犯は他に居る俺ではないと自身の罪を軽減する目論見、と判断され、主犯に捜査の手が伸びる。
最終責任者として牢に入る覚悟なら、その罪以上に恐れることはなにもない。

総理夫人は総理公務の補助をする

<(内閣総理大臣 安倍晋三 名)答弁書
内閣総理大臣の夫人による総理公務補助を支援する職員は、第二次安倍内閣の発足以前から配置されており、
同内閣発足後も同じ職員が引き続き配置されていたところである。
また、平成二十五年一月には当該職員の後任者等が任命されたところである

周囲も嘆くていたらく

やはり、答えない。

ひとつ明らかなこと、
それは「消された文章」というものは書かれている内容がまずいものだったからである。
その消された文章に、総理夫人の名前が記載されていた、これは事実だ。
つまり「私(総理)または私の妻(総理夫人)が(まったく)関わっていなかった」事でないことは明らかだ。

これで彼の一生も国の運営を任されるという前半の栄誉は何処へやら、落ちこぼれた、重罪犯罪人として指弾される。
家族も嘆くのだろうなあ。

メール共有は証拠として残る、そんな悪手は使わない

決裁文書改ざんという重罪を犯すというときに、
財務省(少なくとも理財局)の官僚たちが、
呑気に、証拠として残るメールでファイルを共有しながら、作戦会議をするはずがない。
東京と大阪でどのように作戦は進んだのだろうか・・

三流の教育

「今の日本では「日本の学校教育が海外から否定的評価を受けている」という事実そのものが隠蔽されている。大学を含む日本の学校教育はこれから先ますます「落ち目」になってゆきます。V字回復の見込みはありません」
(これから高等教育を受ける身としてそれにどう対応するか)「それは学びたいことを学ぶ。身につけたい技術を身につけるということです。やりたくはないけれど、やると食えそうだからといった小賢しい算盤を弾かない。 「やりたいこと」だけにフォーカスする。それは自分がしたいことをしている時に人間のパフォーマンスは最も高まるからです」
内田樹

政治は当然として、経済・官僚制度に続き、日本の教育システムまでも三流以下になり果てた。
しかし今必要なのは、やりたいことをやるだけはだめで、学ばなければならないことを学び、身につけなければならない技術を身につける、ことではないか。