権力批判と五輪のスポンサー

週刊ポスト質問

1.7月開催に賛成か、

2.開催の場合は無観客にすべきと思うか、

3.有観客で開催の場合、社員に会場での観戦を推奨するか

各新聞社の公式回答

読売新聞グループ本社
「当社は『安全な大会の実現に万全を尽くすことが大切だ』と社説で繰り返し述べています。ただ、観客の有無については東京五輪パラリンピック大会組織委員会の結論が出ていない段階で、答えしかねます」

朝日新聞社
答えをいたしかねます」

毎日新聞社
新型コロナウイルス変異株による感染が拡大する中での東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催につきましては、選手やスタッフ、観客の安全が確保される一方で、医療体制に悪影響を与えることがあってはならないと考えており、5月1日付社説でも取りあげたところです」

日本経済新聞社
答えはしません」

産経新聞
「回答は差し控えさせていただきたいと存じます」

北海道新聞
回答を控えさせていただきます」

お前たちは何様だ。

余談 もちろん言葉の専門家である新聞社のことですからこのように申し上げるのは不遜、釈迦に説法ではあるのですが、 「自身の行為にあたるものには、もちろん敬語(接頭語)は使わないほうが無難」(敬語の達人)

ここは「答えかねます」「返答はしません」「回答は控えます」だろ。

優しさを加えればあいての感情もおとなしくなるなんて考えは青い。

どうぞ馬耳東風、馬の耳に念仏としないで。