京都大学の前身に16年間校長を務めた
言論の自由を叫ぶ人に
匿名の発言者にも胸にズンとくるこの言葉
「言論の自由」とはまさに「他者に承認される機会を求めること」に他ならない。
「言論の自由」は、自分の発する言葉の正否真偽について、その価値と意味について、
それが記憶されるべきものか忘却に任されるべきものかどうか吟味し査定するのは私ではなく、
他者たちであるという約定に同意署名する人間だけに請求権がある。
自分が発する言葉は、他者に聴き取られなくても、同意されなくても、信認されなくても、
その意味と価値をいささかも減じないと言い張る人間には「言論の自由」を請求する権利がない。
なぜなら、彼の言葉は他者たちの場に差し出されるに先立って、すでに真理であることが確定しているからである。
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官僚文章なのに元号が書けない事態となった。
厚労省のWebサイトトップに下記の表が掲載されている。
1 追加給付開始の目安時期
雇用保険関係 | 将来分 | 2019年3月中から、再計算した金額での支給を開始する予定(再計算した金額による支給が可能となった日以後の日の支給分)。 |
過去分 | 【基本手当、育児休業給付、介護休業給付又は教育訓練支援給付金等を受給中の方】 2019年3月中から失業認定の際等に、ご説明した上で、4~6月に支給を開始する予定。 【上記以外の方】 2019年10月頃から順次お知らせを送付の上、11月頃から順次支給を開始する予定。 【労働施策総合推進法(旧雇用対策法)に基づき支払われる就職促進手当及び国家公務員退職手当法に基づき支払われる政府職員失業者退職手当を受給中の方】 2019年3月中から就職指導の際等に、ご説明した上で、4月から順次支給を開始する予定。 |
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労災保険関係【労災年金】 | 将来分 | 2019年4月にお知らせを送付の上、4・5月分から(6月支払)、再計算した金額での支給を開始する予定。 |
過去分 | 2019年5~9月から順次お知らせを送付の上、6~10月から順次支給を開始する予定。 | |
労災保険関係【休業(補償)給付】 | 将来分 | 2019年4月分の休業から、再計算した金額での支給を開始する予定。 |
過去分 | 2019年6~7月から順次お知らせを送付の上、7~8月から順次支給を開始する予定。 | |
船員保険関係 | 職務上災害により障害年金や遺族年金を受給中の方に、2019年4月上旬にお知らせを送付の上、4月15日に過去の追加給付分を含め支給を行う予定。 ※労災保険の上乗せ給付のみを受給している方には、労災保険との調整次第、順次支給を行います。 |
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事業主向け助成金 | 2019年3月中から、再計算した金額で支給を開始する予定(再計算した金額による支給が可能となった日以後の日の支給分)。 |
※厚労省HPより(リンクは削除しています)
某H松本芸能人
収入イコール教養の高さ
という勘違いをされる方が多いようで
今日の格言
そのときベストだった選択が、
人生にとってのベストな選択とは限らない。
勝利の資格
「パワー」
日英語表現辞典には
「どこまでも主観的な暴力的主張、つまりterrorismのこと」とある。
物理でいう「圧力」も英語でいうならパワーであり、地中のマグマは、最も弱い部分から噴出する。
権力的な、つまり威嚇的なパワーはより狂暴となる。
また横暴な権力は弱者と見なした者をねらい撃ちする。
チームの中にその「横暴なterrorism」があるならば、チームの弱者をねらい撃ちする。
このようなチームには勝利の夢を見る資格すらない。
(後ろから味方を撃ってどうする)
権力の判断が「社会通念」だ
J・D・サリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」
J・D・サリンジャーは一九一九年、マンハッタン生まれ。
父は裕福なユダヤ人だった。一九四二年、第二次世界大戦に従軍し、ノルマンディー上陸作戦などを経験。捕虜になったゲシュタポの尋問を請け負うなど、ホロコーストを目の当たりにする。
ドイツ降伏後、PTSDの治療を受けた。
主人公ホールデンが、ライ麦畑に何千人も子供がいて、ときどき崖から落ちそうになってる。僕はその子供をキャッチする人になりたいだけだ。
心ここにあらずの饒舌(じょうぜつ)さで語り続けるのは、「危険だからここにはいられない」という、著者が戦場で被ったトラウマと、
「死んでいった人を助けたい」という、胸が張り裂けるような思いだ。
ライ麦畑とは、戦場、子供とは、兵士のことだったのだ。
本書は、本来語り得ぬはずの戦争体験を、青春小説に擬態して語った、一人の元兵士の渾身(こんしん)の咆哮(ほうこう)なのだ。