期待に応えなかった総長

どれだけ美文を綴る能力があるとしても、
総長として、
自らの組織を、統御できなけれれば、
それは偉大なる無能、
と呼ばれても当然だ。
知性の基盤が、知性そのものであろうと、別のものであろうと、
この場合、判断されるのは、
「統御できるか否か」の結果だ。


試される総長としての能力

「補足」
京都市景観条例で指摘されたのは、擁壁に立てかけてある(接触している)、タテカンである。
キャンパス内のタテカンは京都市の見解でも景観条例違反ではない。
京都市からの指摘に便乗する形で、
京都大学内の表現の自由をも縛ろうとする目論見が、「京都大学立看板規程」だ。
それに基づいて、キャンパス内タテカン撤去が行われた。
「統御できるか否か」が重要だ。